私は以前、心霊体験と思える体験をしたことがあります。
私自身はそんなに霊感は強い方ではないのですが、私の身内で幽霊を見た者が結構いるので、見る方なのかもしれません。

それは去年の出来事でした。
真夏の時期で、とても暑かったのを覚えています。

その日は主人が夜勤で、夜は娘と二人でした。
そして主人が仕事で出かけて、8時位だったでしょうか。
娘が突然、暗い玄関に向かって「友達が来たよ」というのです。
当時、娘はまだ2歳でした。
当然、友達なんかが家に遊びに来る時間ではありません。
ちょうど、夜ごはんの後片付けをしていたので、あまり気にしていませんでした。

でもまた玄関を指さして「友達が来たよ」というのです。
今度は気になって、玄関に行ってみました。
電気もついていない真っ暗の玄関を指さして、娘が「ほら」というのです。
さすがに気味が悪く、「誰もいないよ!!」と引っ張って部屋へ連れ戻しました。

そして、何事もなく娘を寝かしつけて、ようやくゆっくりできるぞ!と思い、ゆっくりテレビを見ていました。
9時過ぎたくらいです。

そんな時、窓から「トントン」と何かが叩く音がしました。
ちょうどベランダに洗濯物を干していたので、風のせいでハンガーか何かが当たってる音だろうと思い、無視していました。

するとまた一時して「トントン」となるのです。

ここはアパートの二階です。
人がノックするわけありません。

でもちょっと気になってカーテンを開けてみました。
夜なので真っ暗です。
洗濯物の向こうを見ても何もありません。
風はありませんでしたが、「やっぱり洗濯物なのかな」と思い、また窓をしめました。

するとまた「コンコン」と音がしました。
「さっき風なかったよな」と思い、さすがに何回も音がすることが気になってきました。
そして気持ち悪かったですがまた窓を思い切って開けて、外をのぞいてみました。

一瞬、目を疑いました。

ベランダの枠の外に、人がたっているのです。
夜なので真っ暗でしたが、男の人だとはっきりわかりました。
その人は、横を向いていて少しうつむき加減でした。
ワイシャツ姿の30代くらいに見えました。

私は怖くて身動きができずに、じっと様子を見ていました。
すると、その人はそのままの姿勢で、スーッと横に移動したかと思うとそのまま消えてしましました。
時間にすると、一分もたっていないかと思います。
しかし、すごく長く感じました。

そのあとは怖くて怖くて、すぐ娘の横に行き、その日は電気を消せませんでした。
思い返せば、娘の「友達がきたよ」といっていた時からいたのかもしれません。

思い返しただけで、鳥肌の立つ出来事でした。