私が高校生の時の体験です。
心霊系はテレビで見るのは好きな方でしたが、実際自分が体験したのは初めてでした。

高校の修学旅行の時の話です。
広島に修学旅行に行きました。2泊3日でしたので、2ヶ所のホテルに泊まりました。
初日は、4,5名のクラスメートで一部屋に泊まりました。
窓を開けるとベランダに出る事ができる1階の部屋でした。
そのクラスメートの中には、霊が見えるという子もいました。

窓の外に出ていると、「中に入った方が良いよ」と呼んでいます。
それでも私は中に入らずそとの空気を吸っていました。

一日目は何事もなく過ぎて行きました。

2日目の宿泊先は、11人部屋でした。
あんまり中の良くない子も混じっていて、ちょっと不安をかかえながら泊まりました。
大部屋でみんな布団を並べて頭同士をくっつける形で話をしていました。

その中のちょっとヤンキータイプの子が、「ねえ霊見えるんでしょ?この部屋にいる?」と
霊の見える子に聞きました。

「いないよ」と彼女は軽く答えました。

しかしヤンキーの子は、「ねえいるんでしょ!出てきてよ」と霊に向かって話かけました。
すると、見える子が急に態度が変わりました。

「まずい」と言い首が横にぐったりしてきました。

見える子は、私に手を伸ばして訴えかけていました。
「壁から手がでている。」
と壁の方に傾いていきました。

「どうしよう。霊を怒らせてしまったの?」と私。
「一人だけじゃないよ。この辺りにいるすべての霊が集まってきている。」
と言います。

気を失いかけている見える子をさすりながら、「ごめんなさい。ごめんなさい。」
「ちょっと早く霊に謝ってよ!」と部屋の中は、キャーキャー悲鳴はあがるし、どうして良いのかわからなくなってしまいました。

壁から何十本の手が出ている。ひっぱろうとしている。と教えてくれました。
とにかく南無阿弥陀仏と唱えながら、お願いします。どうか落ち着いてください。

こころの中で唱えながら、見える子をさすり、壁に向かってひっぱられるのを、必死に引き戻しました。

そして騒ぎを聞きつけた先生が来た時に、すうーと力が抜けました。霊がいなくなったようでした。

その後は、何も起きずに無事に帰宅したものの、その日の夜から、私自身が金縛りにあうようになりました。
数週間続き、見える子に相談しました。

「内緒にしようと思ったけど、連れて帰ってきてたよ。1日目のホテルで。ベランダにいたんだよ。」
と教えてくれました。
どうしたら、いなくなってくれるか聞くとお札を貼る事。

気持ちを強く持って立ち向かう努力をしてねと教えてくれました。

その日の夜、金縛りにあいました。目は不思議とあけられるような気がします。
怖くていつも南無阿弥陀仏と唱えていますが、目を思い切って開けてみました。

その日の朝、リビングのドアを開けると妹がソファーで寝ていました。
「おねえちゃん。今ドアを開けた時何か走って行ったよ。」と寝起きに教えてくれました。

その日から金縛りは、パタリとやみ苦しみから抜け出せました。